自分の嗜好ではなく投資効果を考える

賃貸に出して効率よく儲かるかどうかをよく考える

賃貸に出して効率よく儲かるかどうかをよく考える不動産というと、新築の物件にこだわりを持つ人もいるようですが、これも考えものです。高額な投資となるため簡単に買い換えるわけにはいきません。

どうしてその物件を購入したいのか、よく考えてみてください。新築の物件というのは業者にとってはさまざまな経費をかけ宣伝をおこなうためそれなりにコストがかかっているし、実際に必要なのかどうかは別にして最新の設備を導入しているとなれば、それらのコストも物件価格に上乗せされることになるのです。

さらにいえば、新築物件の場合には中古物件に比べてもろもろの経費がかかります。物件価格そのものだけではなく、かかった費用をあわせて物件の投資効率を考える必要があります。自分の好みや見栄を優先するのではなく、賃貸に出して効率よく儲かるかどうかをよく考えて投資をしましょう。

目先の利回りだけではなく、何年か先の将来を見据えてから

目先の利回りだけではなく、何年か先の将来を見据えてから「物件を購入したら家賃の保証をおこなう」という物件などにも注意が必要です。募集する時点の利回りは6%や7%といった高利回りを謳っているケースがほとんどですが、実際にその利回りが今後とも続く保証はどこにもありません。そもそもそんなにお得であるなら、わざわざ他人に勧めるわけがないですから…。

いずれにしても、決して不動産業者のいわれるままに投資を考えてはいけません。そして、目先の利回りだけではなく、何年か先の将来を見据えてから、投資することが大切です。