自分の嗜好ではなく投資効果を考える

リスクが少なく投資効率のよい物件とは

リスクが少なく投資効率のよい物件とは不動産物件の価格というのは建物の構造や築年数などのほか、「どこにある建物なのか」という立地によって大きく左右されます。

立地というと交通機関の利便性や、公園、教育施設などという条件を思い浮かべるでしょうが、基本的なブランドイメージによっても大きく変わってくるということを覚えておきましょう。

東京周辺の場合でいえば、中心地から西側(いわゆる城南・城西) のエリアよりも北東側のエリアの物件のほうが、都心から同じ距離、同じ間取り、同じ仕様であった場合には割安になっています。

不動産はその名のとおり動かすことができないため、街そのものと一心同体で買うという意識が大切なのです。

地元の事情をよく研究し、物件を購入することが大切

地元の事情をよく研究し、物件を購入することが大切ただ、よいイメージのところが投資によいのかというと、そう簡単な話にはなりません。

たとえば、同じ間取り、同じ仕様の物件であれば西側の物件のほうが高くなることを考えれば、西側エリアの物件ではなく北東エリアの物件に投資をすれば投資コストそのものは低く抑えることができることになります。

そして、イメージの良し悪しの差ほど、実際の賃料の差は開かないが普通ですから、その分の利回りは高くなる可能性があります。

こうしたセオリーは東京以外の地方でもあるものです。地元の事情をよく研究し、物件を購入することが大切です。