金融機関との信頼関係を築くこと
ただ個人向けの融貸を積極的に行なっている金融機関だからといって心よく融資をしてくれるわけではないので、実際に融資が受けられるように働きかけをしましょう。
この働きかけというのは、金融機関との信頼関係を築くことです。
借りたものをきっちりと返したという実績は、大きな信頼となる
金融機関が最も嫌うのは貸し倒れです。
したがって、健全な融資先になりえるということを融資担当者にわかってもらうことが必要です。
そのために、サラリーマンとしての源泉徴収票、抵当権のついていない登記簿謄本、住民票、確定申告書、家賃振込み用の口座などの5種類の書類を準備し、将来は貸家購入のための融資を受けたい旨を伝えておくとよいでしょう。
もし、この段階で融資が難しそうな雰囲気があれば、他をあたりましょう。
そして、手ごたえがあるようなら信頼を得るために、新規に口座を開設し、その口座を給与の振込口座にしたり公共料金の口座用替用の口座にしたりしてメインバンクであることをアピールするわけです。
定期預金や積み立てをおこなうとか、定期預金を担保にして100万円以上の借り入れを行ない、1年以内に返済を完了させておく、といったことも有効です。
借りたものをきっちりと返したという実績は、大きな信頼となってきます。